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システム管理部門担当者による記録と考察
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くろんだいく
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1966/11/25
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自己紹介:
某製造業の子会社でSEやってます。
家に帰れば2児の父親。
自称グルメな貧乏サラリーマン。
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いかん、いかん。
もう一週間以上放置してしまった(^^;
3日坊主もいいトコだ。

さて、本題に入ろう。

KPMGジャパンアシュアランスが日本国内の大手企業を対象に、BCPの策定状況を調査した結果が発表されている。

これを見ると、BCPを策定している企業は15%程度にとどまり、51%の企業が策定していないそうだ。
BCP策定済みと策定中を合わせても49%で、96%の企業が策定済みまたは策定中としている米国に比べて遅れていることが明らかになった。

それにしても、2004年の調査結果と比べて、作成済みが減っているのはなぜだろう?
有効回答があった企業が異なるとか、何らかの変化があったということかな。

BCPを策定した理由として、34%が「法令や規制の要求があるまたは高まると考えるため」、17%が「株主や顧客・取引先からの要求」と外圧的な要因で仕方なく作成したという感じが見受けられる。

BCPを策定していない理由としては、「同業他社や業界内における取組み状況に関する情報が不足している」というのが57%、「解説書や他社事例などBCPの内容に関する情報が不足」としているのが38%と、『情報がないから作れない』ということらしい。

結局、『他所はどうやってるの?』とか『どのように作ればいいの?』とか『雛形はないの?』とか言ってて、全然進まないのが現実のようだ。

大体、BCPの類は機密情報が満載で部外者に公開できるシロモノではない。
企業テロの手に渡ったら、一発でその企業の息の根を止めることができる。

そういった意味では、国として、内閣府から「事業継続ガイドライン」や中小企業庁から「中小企業BCP策定運用指針」などが公開されていて、BCM(事業継続マネジメント)の標準化や指針の整備などが進んでいる。
とりあえず、これらを読んでみて、雛形として使ってみてはどうだろうか。

とにかく簡単なものでもいいので作ってみること。
最初は、多少粗くても構わない。
作ってみたら、シミュレーション(訓練)してみて、評価してみる。
そうすると問題点が山のように出てくる。
それらを解決していくなどしてBCPを見直していく。
以上のことを繰り返していくと、完成度が高くなっていくはず。

さて、次回はIT視点で自論を展開してみようかな。

 

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