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家に帰れば2児の父親。
自称グルメな貧乏サラリーマン。
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いかん、いかん。
もう一週間以上放置してしまった(^^;
3日坊主もいいトコだ。
さて、本題に入ろう。
KPMGジャパンアシュアランスが日本国内の大手企業を対象に、BCPの策定状況を調査した結果が発表されている。
これを見ると、BCPを策定している企業は15%程度にとどまり、51%の企業が策定していないそうだ。
BCP策定済みと策定中を合わせても49%で、96%の企業が策定済みまたは策定中としている米国に比べて遅れていることが明らかになった。
それにしても、2004年の調査結果と比べて、作成済みが減っているのはなぜだろう?
有効回答があった企業が異なるとか、何らかの変化があったということかな。
BCPを策定した理由として、34%が「法令や規制の要求があるまたは高まると考えるため」、17%が「株主や顧客・取引先からの要求」と外圧的な要因で仕方なく作成したという感じが見受けられる。
BCPを策定していない理由としては、「同業他社や業界内における取組み状況に関する情報が不足している」というのが57%、「解説書や他社事例などBCPの内容に関する情報が不足」としているのが38%と、『情報がないから作れない』ということらしい。
結局、『他所はどうやってるの?』とか『どのように作ればいいの?』とか『雛形はないの?』とか言ってて、全然進まないのが現実のようだ。
大体、BCPの類は機密情報が満載で部外者に公開できるシロモノではない。
企業テロの手に渡ったら、一発でその企業の息の根を止めることができる。
そういった意味では、国として、内閣府から「事業継続ガイドライン」や中小企業庁から「中小企業BCP策定運用指針」などが公開されていて、BCM(事業継続マネジメント)の標準化や指針の整備などが進んでいる。
とりあえず、これらを読んでみて、雛形として使ってみてはどうだろうか。
とにかく簡単なものでもいいので作ってみること。
最初は、多少粗くても構わない。
作ってみたら、シミュレーション(訓練)してみて、評価してみる。
そうすると問題点が山のように出てくる。
それらを解決していくなどしてBCPを見直していく。
以上のことを繰り返していくと、完成度が高くなっていくはず。
さて、次回はIT視点で自論を展開してみようかな。
夏は雷が多い季節である。
夕立でゴロゴロピカピカというのも夏の風物詩みたいなものなのだ。
ちなみに、雷は夏の季語、稲妻というのは秋の季語だそうだ。
また、中には雷が多い地域というのもあるだろう。
ゴロゴロいっている間はいいが、落雷となると話は別だ。
状況によっては、電気機器を破壊しかねない恐ろしいものなのだ。
ご存知のように、雷はかなり高圧の電気である。
近くに落雷したりすると、電気機器を壊したりすることがある。
落雷により、高電圧・高電流の電気が流れてくるためで、雷サージと言われている。
これは、落雷しなくても、誘導雷といわれる現象でも発生することがある。
誘導雷の場合は避雷針があるからといって安心はできない。
この対応策としては、雷が近づいたら、電源や通信ケーブルを抜いてしまうことであるが、業務で使用している機器の場合は、そうはいかない。
そこで、バリスタやアレスタと呼ばれる避雷器を設置して、雷サージ電流をアースに逃がしてしまう。
ちなみに、一般の電話線やアナログの専用線などには、保安器と呼ばれる機器が接続されていて、これが保護している。
しかし、稀にこの保安器が故障していることがあり、雑音などの通信障害を引き起こすこともある。
電源にはサージ電流対策を施してあるOAタップを使うなどの対策を実施した方がよいだろう。
「雷サージプロテクター まもっ太君」
雷でPCやTVなどの電化製品が故障するという事故を防止するためにも、このような商品を使用するとよいだろう。
停電対策といえば、無停電装置(UPS)の導入が一般的だろう。
バッテリーの容量や接続されている負荷にもよるが、あまり長時間持たないので、一時的な停電に対するものだと考えた方がよい。
もしくは、サーバなどの機器を安全にシャットダウンする時間稼ぎに使用する。
停電時に人がいれば、バッテリ供給可能時間内に機器をシャットダウンすることが可能かもしれないが、夜間や休日などは無人のケースもあるだろう。
その場合は、時間内に停止することができないかもしれない。
UPSには、停電が発生したことを発報する機能が付いているモノがある。
それを検知して、シャットダウン処理を自動的に動かすことも可能だ。
オンラインで使用しているサーバとかだと、突然シャットダウンすると復旧時に業務的なリカバリが必要な場合があるが、いきなりの電源断でディスククラッシュやDB破壊を起こすよりはマシである。
どちらが復電後のリカバリに時間を要するかは考えるまでもない。
IT系の担当者であれば見たことがあると思うが、UPSはこのような機器である。
一般の家庭では使うことがないと思うが、オフィスや商店などでPCを使用している場合に導入しておけば、停電が発生したことによる機器の故障が防止できる。
8月14日(月)の朝。東京都内や千葉県とか神奈川県の一部が停電した。
原因は旧江戸側でクレーン船が送電線にクレーンを引っ掛けて損傷したためだった。
それが、船橋にある新京葉変電所(一次変電所)から都内の二次変電所(江東変電所など)に電力を供給する大幹線だったから、あれだけの大規模な停電につながったらしい。
さらに、バックアップ用の送電線も損傷してしまった。
通常、送電線は、同じ鉄塔の両側で本線と予備線が設置されているらしい。
だから、1999年11月に埼玉で自衛隊機が送電線を切断する事故があった時にも両方が切断されて大停電となった。
以前、東京電力の営業担当からは、『送電線が切断されても、別ルートで供給が可能なように設計されている』と聞いたような気がするが、今回は電力供給の再開まで1時間以上かかった地域もあったようだ。
ウチの会社も都心にある本社地区のネットワーク機器やサーバがダウンするという被害があった。
電力供給が再開されれば復旧したわけだが、朝早かったことと、会社が夏休みだったのは幸いだった。
次回は、停電対策について書いてみたいと思う。
新しくブログを立ち上げてみる。
今回のテーマとしては、仕事での話を中心に書いてみようと思う。
SEとしての社会人生活も17年。
これまでにいろいろと経験してきた。
古い情報は役に立たないかもしれないが、その記録を残しておきたい。
もちろん、守秘義務に抵触しない程度にしか公開できないと思うが・・・。
そして、世の中の出来事からもシステム管理者としての視点で考察していきたいと考えている。
目標は、毎日更新。長くても、週1程度では更新していきたいと思う。